
「それ、また使えるの?」ポップコーンバケツの“真実”を知った日
USJに行くと、つい手が伸びてしまう可愛いポップコーンバケツ。
マリオやミニオン、ティムなど、つい「記念に…」と買ってしまったあの日。
でも、次回来園したときふと頭をよぎるのが、「これ、また使えるのかな?」という疑問。
そんなあなたに届けたいのが、本記事。ユニバのポップコーンバケツは持ち込みOKなのか、そして無料でおかわり(リフィル)ができるのかについて、現地のルールと実体験をもとにわかりやすく解説します。
「あのときのバケツが、また“魔法の器”になるかもしれない」——そんな再会の物語を、いま始めましょう。
ユニバのポップコーンバケツは持ち込みできる?
結論から言えば、USJではポップコーンバケツの持ち込みが可能です。
ただし、それには条件があります。
条件1:中身が空であること
USJの入園ルールでは、基本的に「食べ物の持ち込みは禁止」されています。
そのため、ポップコーンが入った状態での持ち込みはNG。
あくまで空のバケツであればOKというのがルールです。
条件2:清潔な状態であること
バケツにカビや汚れが残っていると、スタッフがリフィルを断るケースも。
持ち込む前に、必ず水洗いや除菌シートなどでしっかりと清掃しておきましょう。
条件3:破損していないこと
取っ手が取れていたり、フタが壊れていると、安全面の観点からリフィル不可となることがあります。
状態を確認したうえで持参するのがベストです。
つまり、「ちゃんときれいで空っぽのバケツ」なら、USJで再利用できるのです。
ポップコーンバケツの持ち込み、無料って本当?
「バケツを持って行けば、おかわり無料になるんじゃないの?」
そんな期待を胸にUSJへ向かった方もいるかもしれません。
でも、答えは“NO”。
ポップコーンのリフィル(おかわり)は無料ではありません。
たとえお気に入りのバケツを持ち込んでも、別途リフィル料金が発生します。
では、実際にどのくらいの価格なのか——その相場を見ていきましょう。
リフィル(おかわり)はいくら?無料で使える条件は?
USJでは、ポップコーンのリフィルサービス(詰め直し)が提供されています。
これは、バケツを持参すれば再度ポップコーンを購入できるという仕組みですが、無料ではなく有料です。
リフィル価格の目安:
・フルサイズ(バケツ満杯)…約900円
・レギュラーカップ(ハーフサイズ)…約550円
価格は味や売り場によって若干前後しますが、これが一般的な相場。
「新しいバケツは買わなくていいけど、おかわり分はちゃんと払う」——それがUSJのスタイルです。
無料で使える“条件”という誤解
一部SNSで「バケツ持参すれば無料でおかわりできる」という噂が流れることがありますが、これは誤情報です。
USJの公式ルールではリフィルは必ず有料。
誤った情報に惑わされず、正確な情報をもとに行動しましょう。
持ち込み時の注意点|これを知らないとNGになるかも
ポップコーンバケツを再利用するのはエコでお得な選択ですが、持ち込み時に注意すべきポイントも存在します。
知らずにNG行動をしてしまえば、せっかくの楽しみも台無しに。
ここでは、現地でよくある“うっかりミス”を事前に防ぎましょう。
1. バケツは必ず“空”にしておく
中に前回のポップコーンが残っていたり、お菓子を入れたまま来場してしまうと、園内持ち込みNGと判断される可能性があります。
2. 内部はしっかり清掃を
カビ、ベタつき、においが残っている場合、スタッフにリフィルを断られることがあります。
水洗い&しっかり乾燥させてから持参しましょう。
3. フタやパーツの破損チェック
特に、密閉できないバケツは衛生上リフィル不可とされることも。
持ち込む前に“現役”として使える状態かをチェックしておきましょう。
4. 他人の迷惑にならないデザイン・サイズ
一部の大型バケツ(車型・音が鳴る系)は、アトラクションの乗車時に持ち込み制限がある場合も。
混雑時は周囲への配慮も忘れずに。
お気に入りのバケツを“もう一度使う”には、ほんの少しの気遣いが必要。
それが、再会の一杯をもっと特別なものにしてくれるのです。
歴代ポップコーンバケツも再利用できる?他パークのバケツは?
「昔買ったあのバケツ、まだ使えるのかな?」
「ディズニーのバケツをUSJで使ってもいいの?」
こんな疑問を抱いたことがある方も多いのではないでしょうか。
結論:基本的に、歴代バケツも使用可能
過去にUSJで販売されたポップコーンバケツであれば、持ち込み・リフィルどちらも問題なく対応しています。
「2020年のマリオカート型バケツ」も、「2018年のハロウィン限定バケツ」も、状態が良ければ再利用OK。
愛着のあるデザインと再会できるのは、ちょっとした“タイムスリップ”のようでもあります。
ただし、他パークのバケツは“非推奨”
技術的には、他テーマパークで購入したバケツをUSJに持ち込むことも可能です。
しかし、USJのリフィル対象はUSJ販売のバケツに限定されており、ディズニーや他社のバケツではリフィルしてもらえないことがほとんど。
また、他パークのロゴやキャラクターが目立つデザインは、雰囲気を壊すと感じるゲストもいるため、周囲への配慮も大切です。
バケツひとつにも“パークの空気を大切にする心”を持っていたいものですね。
実際にやってみた!持ち込みでどれくらいお得になる?
ここからは、実際に私が、ポップコーンバケツを持ち込んで再利用した体験レポートをお届けします。
今回使用したのは、2年前に購入した「ミニオン・ティムのバケツ」。
見た目も可愛くて、子どもたちにも大人気。これがもう一度使えるなんて、と期待を胸に再訪しました。
結果:リフィル成功!しかも…
エントランス付近のポップコーンカートにて、バケツを見せて「リフィルお願いします」と一言。
スタッフさんはにっこり笑って、「こちらで大丈夫ですよ」と快く応じてくれました。
料金はフルサイズ900円。新品バケツを買うと2,800円ほどなので、約2,000円の節約に。
しかもバケツが懐かしいのか、スタッフの方に「これ、限定のやつですよね」と声をかけられて、ちょっとした会話も生まれました。
こういう“小さな交流”も、テーマパークの楽しみのひとつですね。
子どもたちにも嬉しい節約術
家族4人で再来園する場合、バケツを再利用するだけで合計8,000円 → 約3,600円に抑えられることも。
その分、他のフードやグッズに予算をまわせば、より豊かな一日になります。
まとめ|お気に入りのバケツと、また物語を重ねよう
ポップコーンバケツは、単なる“容器”ではありません。
それは、あの日の笑顔や驚き、誰かと過ごした時間の記憶を詰めこんだ「思い出のかたち」。
USJでは、そんなバケツをもう一度使える仕組みが整っています。
ただし、無料ではないこと、持ち込みにはルールとマナーがあることをきちんと理解した上で再利用することが大切です。
そして、バケツを再利用するという行為そのものが、パークの物語に“続き”を加える行為でもあります。
「またあの場所で、このバケツを使いたい」——そんな想いが、次の旅をもっと特別にしてくれるはずです。
お気に入りのバケツとともに、USJの新しい1ページを刻んでみませんか?
ポップコーンの香りとともに、あの日のワクワクが、きっとまたあなたを待っています。