魔法科高校の劣等生 リーナの強さの秘密や能力は?達也との関係性についても

魔法科高校の劣等生に登場する女性キャラでポンコツだけどかわいいと人気のリーナ。この記事ではリーナの強さの秘密や能力、達也との関係性について解説していきます。

アンジェリーナ・クドウ・シールズはアニメでは魔法科高校の劣等生 来訪者編の2期から登場しました。リーナは見た目はかなりかわいいんですが、その外見からは想像もつかない強さと能力を持っています。それでは、実際にリーナの強さの秘密や能力、達也との関係性について確認していきましょう。

魔法科高校の劣等生 リーナの強さや能力について解説


リーナは北大陸アメリカ合衆国(通称USNA)に所属し、USNA最強魔法師の称号「シリウス」の名を与えられ「アンジー・シリウス」の通名で呼ばれています。

一般公開されている表の情報としてはUSNA魔法師の中でナンバーワンという事になります。USNAは世界の中でも強大な軍事国家の一つですから、その中でのトップと考えると世界でも上位にランクインするのではないでしょうか。

そして、リーナがUSNA最強と呼ばれる4つのポイントを順番に解説していきます。

リーナの魔法力は司波深雪とほぼ互角

リーナの持つ魔法力は司波深雪にやや劣るように見えますが、ほぼ同程度のレベルと考えていいでしょう。

魔法力が高ければ高いほどより大きい事象改変を起こすことができます。

魔法力が低い司波達也の強さがチート級なため軽視されがちですが、この物語の中で魔法力の持つ影響は魔法師の勝敗を左右するほどの重要なファクターです。

リーナの魔法の展開速度は司波深雪を超える!?

強力な魔法を使用できるリーナですが、最も注目すべきなのは魔法の展開速度です。

特にリーナが得意とする仮装行列(パレード)の展開速度は驚異的で、あの達也でさえ相当な苦戦を強いられてしまう程でした。

魔法科高校の劣等生 来訪者編ではリーナと深雪の白熱のバトルシーンがありました。

リーナに対して深雪は「お兄様から魔法制御力を返してもらっていなければ私が負けていた」と言わしめたほどです。

リーナの魔法「仮装行列(パレード)」について

リーナが使う仮装行列(パレード)は幻覚魔法の上位互換に位置づけられる魔法です。

通常の幻覚魔法は視覚情報を偽装しますが、仮装行列(パレード)はそれに加えて魔法情報も一緒に偽装する事ができる強力な魔法です。

リーナはこの魔法でアンジー・シリウスに変身してUSNAの任務をこなしているわけです。

魔法科高校の劣等生 来訪者編アニメ2期では司波達也の精霊の眼(エレメンタル・サイト)でもリーナの正確な位置を見破れませんでした。

術式解散(グラム・ディスパージョン)で魔法式を分解されても驚異的なスピードで再展開することで自分の位置を偽装し続ける事ができます。

ほとんどの魔法を分解できる達也ですが、仮装行列(パレード)は相性が良くない魔法の一つです。実際にリーナとのバトルでは苦戦する姿もみられました。

この仮装行列(パレード)は十師族の九島家が得意とする魔法です。

なぜリーナがこの魔法を使えるかというと九島家の血族だからです。

リーナの本名はアンジェリーナ・クドウ・シールズ、九島烈の弟の孫にあたります。

いわゆる血統書付きの魔法師ですから、リーナの尋常ならざる強さにも納得できますね。

リーナの戦略級魔法「ヘヴィ・メタル・バースト」について


リーナの強さの理由の中でも大きな割合を占めるのが戦略級魔法「ヘヴィ・メタル・バースト」です。

戦略級魔法とは一回の発動で人口5万人以上の規模の都市、もしくは一艦隊を壊滅させることができる程の強力な魔法です。

リーナが使う戦略級魔法ヘヴィ・メタル・バーストは爆心地点から全方位にプラズマ放射する系統魔法です。

重金属を高エネルギープラズマ化させ周辺に放出、そして高熱と共に広範囲を焼き尽くします。イメージとしてはビーム兵器に近いと思います。

放出されたプラズマには電子機器を狂わせる効果があり、レーダーなどの精密機器にも大きな影響を与えます。

仮に敵本陣で使用した場合、電磁パルス攻撃と同じくらいの効果が得られるでしょう。

さらに特殊CADであるブリオネイクを使用する事で戦略兵器としてより有効な運用が可能になります。

ブリオネイクは拡散されるはずのプラズマを自由自在に収束させることができます。

プラズマの性質を持ったライトセーバーといったところでしょうか。

司波達也の戦略級魔法マテリアルバーストと比較すると、破壊力という点では及びませんが威力をコントロールできるという点ではヘヴィ・メタル・バーストの方が優れています。

対人戦闘から国家戦略兵器レベルまでオールラウンドで使えるので汎用性も高いです。

魔法科高校の劣等生 リーナは達也が好き?気になる二人の関係性


結論からお伝えすると、リーナは達也が好きです。

ただし、ここで言う好きというのは「Love」ではなく「Like」に近いニュアンスです。

その理由として、魔法科高校の劣等生 来訪者編アニメ2期の6話のバレンタインデー回では達也にチョコを渡せずに後悔している様子が描かれています。

表向きの理由としては、人気者で有名なリーナが特定の誰かにチョコを渡すと大騒ぎになってしまうので誰にもあげないという事になっていますが、しっかりポケットにチョコレートを準備していましたからね。

妄想シーンでは顔こそ映ってはいませんでしたが、シルエットは達也以外の何者でもなかったです(笑)

相手の事が好きなのに素直になれない自分、そんな経験が過去に私にもありましたので余計リーナに共感してしまう部分があります。

この事からもリーナが達也に対して特別な感情を持っているのは間違いないでしょう。

魔法科高校の劣等生 リーナ VS 達也 どちらが強い?


リーナと達也の能力や魔法を総合的に比較すると達也の方が強いと言えます。

魔法科高校の劣等生 来訪者編アニメ2期でも二人の戦闘シーンが描かれていますが、軍配は達也に上がっています。ブリオネイクという専用の魔法兵器まで用意したリーナですが最終的に達也に破れてしまいます。

ただし、リーナの仮装行列(パレード)対策ができなければダメージを与える事もできませんし、リーナの発動する魔法を消滅させることも困難です。実際に達也は術式解散(グラム・ディスパージョン)を当て続けるしか方法がなく根本的な対処はできていませんでした。

叔母の四葉真夜に仮装行列(パレード)の術式についても相談していた事からも相当悩まされていたことが分かります。なぜ真夜に相談したのかというと、過去に仮装行列(パレード)の生みの親でもある九島烈の元で学んでいた事があるからです。

またリーナの持つ戦略級魔法ヘヴィ・メタル・バーストへの対策もしなければいけません。達也の戦略級魔法マテリアルバーストは威力が高すぎて対人戦では使用できません。

必然的に分解魔法で対処していく事になると思いますが、リーナの魔法展開速度は相当早いので捌ききれるかどうか、またその後のダメージをどう処理するかがポイントです。

ただし達也とリーナが戦うという事は日本とUSNAの戦争にまで発展する可能性があるので、お互いの命を奪い合うような本気の戦いは今後起こらないと思いますが…。

まとめ

ここまでリーナの強さの秘密や能力、達也との関係性について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

最後にここまでのポイントをまとめておきます。

■リーナの強さは司波深雪とほぼ互角。魔法展開速度はリーナに分がある

■対抗魔法の仮装行列(パレード)によって自分の位置を偽装し続ける事ができる

■戦略級魔法「ヘヴィ・メタル・バースト」は威力の調整が可能で対人戦から対軍戦闘まで幅広く使用できる

■リーナは達也が好きで特別な感情を持っている

■リーナと達也が戦った場合、最終的に達也が勝利する

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

魔法科高校の劣等生 リーナのプロフィール

<性別> 女性

<生年月日> 2080年1月4日

<職業> 軍人 → 高校生 → 大学生

<身長> 163cm

<所属> USNA軍スターズ

<階級> 少佐 → 中佐

<活動名義> アンジー・シリウス