ゲートをくぐった、その5分後だった。
胸の奥が少しだけ冷える。
巨大なアーチの先、アトラクション前の看板に表示された文字。
「待ち時間:120分」
初めて訪れたユニバーサル・スタジオ・ジャパンで最初に体験したのはアトラクションではなく現実だった。
「え、こんなに並ぶの?」
「エクスプレスパスって…買うべきだった?」
周りを見渡すと、すいすい進んでいく別の列。
余裕のある表情で時間指定の入口に消えていく人たち。
そのとき、誰もが一度は思う。
USJのエクスプレスパスって、本当に必要なの?
高い。種類が多すぎる。
当日でも買えるって聞いたけど、実際どうなの?
この記事は、そんな初来園者の「迷い」と「後悔しそうな気持ち」に一つずつ答えを出すためのガイドです。
USJエクスプレスパスは本当に必要か?
先に結論から言います。
USJのエクスプレスパスは、「必要な人」と「いらない人」がはっきり分かれます。
そしてそれは、「お金に余裕があるか」でも「テーマパーク慣れしているか」でもありません。
判断基準は、たった3つです。
判断軸①|来園日は「混雑日」か?
- 土日祝
- 春休み・夏休み・連休
- ハロウィン・クリスマスなどのイベント期間
これらに当てはまる場合、エクスプレスパスの価値は一気に跳ね上がります。
なぜならUSJの混雑は、「少し並ぶ」ではなく「何もしない時間が延々と続く」レベルになるから。
判断軸②|誰と行くか?
- 初来園の友人・恋人
- 小さな子ども連れ
- 遠方からの旅行で“今日しかない”人
この場合、待ち時間は体力より先に「感情」を削ります。
並んでいる間にワクワクは不安に変わり、焦りは不満に変わる。
エクスプレスパスは、その“感情の摩耗”を防ぐ役割を持っています。
判断軸③|USJで何をしたいか?
- とにかく多く乗りたい?
- 世界観を味わいたい?
- 写真・食事・ショーも楽しみたい?
もしあなたが「並ぶこと」より「体験そのもの」を大切にしたいタイプなら、エクスプレスパスは贅沢品ではなく体験設計の一部になります。
逆に、いらない人はどんな人?
- 平日の閑散期
- 何度も来ているリピーター
- シングルライダーを使いこなせる
- 並ぶ時間も含めて楽しめる
こういう人は、無理に買う必要はありません。
エクスプレスパスは「全員が持つべきチケット」ではない。
でも「初来園で後悔しやすい人」ほど、本当は一番向いている。
ここを勘違いすると、USJは一気に“修行”になります。
ユニバのエクスプレスパスの値段は高い?【時間換算で考える】
エクスプレスパスの話題になると、必ず出てくる言葉があります。
「……高くない?」
正直、その感覚は間違っていません。
エクスプレスパスは決して安い買い物ではない。
でも、ここで一度だけ視点を変えてみてほしいんです。
値段だけを見ると「高い」のは当然
エクスプレスパスは種類や時期によって価格が大きく変わります。
数千円で済む日もあれば、繁忙期にはチケット代に近い金額になることもある。
ただし、USJで一番奪われるものはお金ではありません。
USJで本当に失われているもの
それは、時間です。
- 90分待ち
- 120分待ち
- 150分待ち
この時間、あなたは何も体験していません。
物語も進まない。世界観にも浸れない。
ただ、列が少しずつ進むのを待つだけ。
1日で3〜4時間、“何もしていない時間”が消えていく。
時間を「体験単価」で考えてみる
仮にエクスプレスパスで合計3時間の待ち時間を短縮できたとしたら、その3時間で
- 別のアトラクションに乗れる
- ゆっくり食事ができる
- 写真を撮って思い出を残せる
- 疲れ切る前に休憩できる
USJの満足度は、確実に変わります。
高いかどうかは、並んだ「時間」が教えてくれる。
「高い」と感じる人の共通点
- 待ち時間を想定していない
- 1日で回れる量を誤解している
- 「全部乗れるはず」と思っている
USJは体力勝負の遊園地ではありません。
選択を間違えると、値段以上に“後悔”が残ります。
当日でもユニバのエクスプレスパスは買える?
検索でよく見かける質問があります。
「エクスプレスパスって、当日でも買えますよね?」
答えはこうです。
買える日もある。でも、期待しすぎるのは危険。
当日購入の仕組みを正しく理解する
- 事前販売が基本
- 当日分は数量限定
- 早い時間帯に完売しやすい
「行ってから考えよう」はUSJでは通用しにくい。
なぜなら、必要だと気づく頃にはもう遅いから。
当日でも買える可能性がある人
- 平日
- 閑散期
- 午後から入園
- 人気アトラクションを絞っている
逆に、初来園/土日祝/イベント期間/朝イチ行動の条件では、当日購入に賭けるのはリスクが高いです。
「当日買える=安心」ではない理由
- 時間指定が合わない
- 体験したいアトラクションが含まれていない
- すでに疲れている
エクスプレスパスは「持っていれば勝ち」ではありません。
事前に“使い方”まで描けている人が、価値を最大化できます。
ユニバのエクスプレスパスはどれがいい?【初心者が迷わない選び方】
USJのエクスプレスパスが分かりにくい最大の理由は、選択肢が多すぎることです。
名前も似ている。内容も少しずつ違う。
しかも時期によってラインナップが変わる。
初来園でこれを判断するのは、ほぼ無理です。
「人気アトラクション基準」で選ぶと失敗する理由
多くの人がやってしまうのが、この選び方です。
- 人気そうなものが多いパスを選ぶ
- 乗りたいアトラクション数が多いものを選ぶ
- とにかく“お得そう”に見えるものを選ぶ
でも実は、これが一番後悔しやすい。
USJでは「多く乗る」より「余裕を持つ」ほうが満足度が高い場面が多いからです。
初来園者が失敗しない「3ステップ選び方」
STEP1|絶対に外したくない体験を1〜2個決める
「これだけはUSJで体験したい」という軸を作ります。
数は少なくていい。
STEP2|その体験が“何時にできるか”を見る
エクスプレスパスは時間指定が命です。
朝に集中しているか、夕方以降に余裕があるかで1日の流れが決まります。
STEP3|残りの時間で“余白”を楽しむ
エクスプレスパスは「詰め込むため」ではなく余白を作るためのもの。
食事、写真、街並みを歩く。
その瞬間にUSJは“物語”になります。
※「具体的なおすすめパス・裏ワザ」は別記事で詳しく解説します。
USJエクスプレスパス購入の裏ワザ完全版 当日でも買える?損しない購入タイミングと選び方
USJエクスプレスパスが「必要な人」「いらない人」
エクスプレスパスが必要な人
- USJが初めて
- 滞在時間が限られている
- 小さな子ども・同行者がいる
- 並ぶことで疲れてしまうタイプ
- 「失敗したくない」という気持ちが強い人
初来園者の多くは、ここに当てはまります。
エクスプレスパスがいらない人
- 平日の閑散期に行く
- リピーター
- シングルライダーを使いこなせる
- 並ぶ時間も含めて楽しめる
買わなくて後悔した人・買って後悔した人の違い
買わなくて後悔した人
- 混雑を甘く見ていた
- 「何とかなる」と思っていた
- 初来園なのに情報を入れていなかった
初来園の失敗は、だいたい「知らなかった」から始まる。
買って後悔しなかった人
- 事前に1日の流れを描いていた
- 体験の優先順位が決まっていた
- 「並ばない時間」を価値として理解していた
後悔しなかった人は、エクスプレスパスを“魔法の券”だと思っていません。
あくまで、体験を整えるためのツールとして使っています。
FAQ|よくある質問(初来園者向け)
Q. エクスプレスパスなしでもUSJは楽しめますか?
A. 楽しめます。ただし混雑日・初来園の場合は、満足度が下がりやすいです。
Q. 当日買えなかったらどうすればいい?
A. シングルライダー活用、回る順番の工夫でリカバリーは可能です。
Q. 初心者は何枚くらい必要?
A. 1日なら「外せない体験をカバーできる1セット」で十分です。
Q. 高い日に行く場合は必須ですか?
A. 必須ではありませんが、「後悔しない確率」は大きく上がります。
まとめ|エクスプレスパスは“必須”ではない
USJのエクスプレスパスは全員が買うべきチケットではありません。
でも、初来園で混雑日に行き、限られた時間で失敗したくない人にとっては、体験の質を守るための選択肢です。
選択ひとつで、USJは変わります。
並ぶテーマパークにもなるし、記憶に残る物語の舞台にもなる。
次の記事では、「具体的にどのエクスプレスパスをどう買えばいいのか」そして「当日の裏ワザ」まで、さらに踏み込みます。
次の記事では、「具体的にどのエクスプレスパスを、どう買えばいいのか」そして「当日・裏ワザ」まで、さらに踏み込みます。
USJエクスプレスパス購入の裏ワザ完全版 当日でも買える?損しない購入タイミングと選び方
情報ソース
- ユニバーサル・スタジオ・ジャパン公式:https://www.usj.co.jp/ticket/express_pass/
- トラベルWatch(インプレス):https://travel.watch.impress.co.jp/
- USJ混雑データ参考:https://usjinfo.com/
※本記事は公開情報および取材経験をもとに構成しています。価格・販売状況・対象アトラクションは変更される可能性があります。最新情報は必ず公式サイトをご確認ください。



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